片上鉄道に視察に行きました。
26.11.2
岡山県美咲町の柵原ふれあい鉱山公園は,
平成3年に廃坑となった柵原鉱山の産業遺産公園です。
鉱石運搬用の片上鉄道が,
この公園で動態保存されているのです。
その片上鉄道が,今回延伸開通し,
新しい『黄福柵原駅』が開業するのということで,
この開通日を選んで,視察にうかがいました。
吉ケ原駅に到着です。
有形文化財に登録されています。
駅の中をのぞいてみましょう。切符売り場
料金表です。広島まで890円。
窓口 グッズの販売コーナーになっています。
昔の看板使ってます。
グッズあれこれ。参考になります。
地元の米粉パンの販売
農産物加工品も
レストランもあります。
ここで販売していた おむすび弁当
食券も硬券です。すごい。
竹の皮です。
切符を購入 当日会員証という仕組みです。なるほど。
新駅開業の記念切符も購入しました。
さあ,ホームへ出ましょう。
切符を切ってもらいます。
なつかしい書体です。
長井 御一行様
この列車に乗ります。
これほしい。連結器
さあ,乗り込みです。男性陣
女性陣
全てがレトロです。
キハ702という型の列車です。
運転席です。出発進行
踏切も有人,手動です。
本日開業の黄福柵原駅に到着です。
町が公園のトイレとして建設してくれたものです。
黄福とは,美咲町のすすめる黄色のまちづくりのことです。
ということで,黄色の幸せを
たまごかけご飯のサービスです。
町の方に御挨拶
特別に線路におろしていただいて記念撮影
森岡さんから,いろいろお話を伺います。
喜んでいます。
最後に森岡さんに見せてもらったのがこれ,列車の先頭部分です。
広島の方なら同じような形の列車に見覚えがありませんか。
そう,西広島バイパスのトンネルの上にあった電車です。
じつはこれ,あの電車なのです。修理のためにここに来ています。
元の色が残っていました。
昭和59年可部線を最後に引退した,電車です。
通勤電車の第一号としてもともと東京を走っていたそうです。
その後呉線等を経て可部線にやってきたものです。
ものすごく貴重な車両だそうで,
修復後は東京や呉の展示が予定されているそうです。
ここまで聞いたら,もう手を上げるしかありません。
『うちの駅(可部線の新終点駅)にください。』
この車両との出会いを含め,とっても有意義な視察となりました。
森岡さんをはじめ,美咲町の皆様,保存会の皆様,
ありがとうございました。
今後とも,引き続きのご指導,よろしくお願いします。
【帰りのみちくさ】
みちくさしながら帰りました。
@ 卵かけごはんの店 その一 おなかがいっぱいで食事は断念。
A 日本一恋人が行きたい駅 亀甲駅
うちの新駅も住所が亀山なので,亀も使えそうです。
B 卵かけごはんの店 その二 60人待ち で断念
締めは湯郷温泉。
参加の皆さんお疲れさまでした。
可部に帰ってから,深夜まで反省しました。反省。