長井・荒下まちづくり委員会
お宝探しウォーキング
第一弾 茶臼山コース
23.9.23
(我が家から眺める茶臼山)
長井・荒下まちづくり委員会では,
地域活性化への取り組みには,
地域のお宝を,住民が共有することが必要と考え,
まずは,まちづくり委員が,地域資源を把握しようと,
今秋,茶臼山と螺山に登ってみることとしました。
その第一弾が茶臼山コース。
荒下を出発し,瑞兆苑を経由して茶臼山に登り,
尾根を縦走して,柳瀬に降りて,柳瀬キャンプ場で昼食,
太田川漁協,旧発電所,抱き岩観音,神宮神社等を見て,
太田川沿いを帰ってくるというルートです。
山登り初心者の私でも,大変楽しく歩くことが出来ました。
さあ,楽しいウォーキングを御紹介しましょう。
我が家から望む茶臼山,中世の城跡で,
史跡名は神宮寺山城です。
快晴の秋日和,日頃から行いの良い12名が荒下会館に集合
まずは準備体操です。
午前9時出発です。神宮寺川のほとりを登っていきます。
この小さな川が,四日市村と今井田村の境界だったそうです。
瑞兆苑の中を登ります。
茶臼山と螺山ルートの分岐点です。
さあ。登山口です
今日は初心者が多いので,何回も休憩をとります。
倒木もあり,結構しんどいところもありました。
当会には,可部山岳会の大幹部が二人もいらっしゃるので安心です。
小学生の作った案内看板もたくさんあります。
柳瀬への分岐点です。
鹿の角を拾いました。やっぱり大自然って感じです。
出発から1時間と少々,やっと山頂に到着です。
三角点です。標高229.7m
眺望をいくつかご紹介しましょう。
我が家も見えます。
頂上は相当の広さがあります。我が家の20倍はあるでしょう。
城跡とみられる平地は,他にも何面かあり,結構大きなお城のようです。
頂上からすぐ下の面に,井戸の跡があります。
大きな石で蓋がしてありました。
ここで,金の茶釜に水をいれたときに,
手が滑って,茶釜がころげてしまい。
太田川の対岸,安佐南区の鳴(なる)集落まで
とどいたという伝説が残っています。
石積みの跡のようです。
さあ下山しましょう。南に向けてなだらかな尾根が
何百メートルも続きます。馬が走っていたそうです。
きのこもたくさんありました。食べられそう。
これはどう見ても毒でしょう。
鹿の角で傷ついた木
電柱の跡発見,昔は,道が無くて,
電線が山越えをしていたそうです。
集落が見えてきました。
こちらが柳瀬側の登山口です。
さあ柳瀬のキャンプ場,昼食です。
大人の遠足にはビールが必需品です。
さあ午後の部,太田川沿いを下っていきます。
途中のお宅の軒下に何やら飾ってあります。
太田川で盛んだった木材を運ぶ筏の舵だそうです。
車では,こんな発見できません。
第三太田川橋(仮称)建設中です。
太田川漁協に到着です。
中も見させていただきました。
たくさんのアユが泳いでいました。続いて旧発電所。
水害の記録がわかります。
余水吐けの跡,ここには魚やカニがたくさんいたらしく,
長井や荒下の悪ガキどもの最高の遊び場だったようです。
可部が近づいてきました。
いつも車で通っているのですが,歩くと,景色まで違って見えるようです。
抱岩観音です。
由来は聞き逃しました。だれか教えてください。
太田川の岩にも,いろいろ名前がついているそうです。
昔は今より,2〜3メートルも水位が高かったそうです。
可部線の廃線敷,早く活用したいものです。
太田川沿いの船宿のあった付近です。
船をつないだ岩だそうです。
石垣には,歌のような彫があります。どなたか解読してください。
何故かガチョウがおでむかえ,勝手に住み着いているようです。
昔船宿をされていた上川さん宅へ到着
早速,太田川漁協で入手した鮎を焼くこととなりました。
はやばやと反省会,カンパーイ
今後の展開について,いろいろ夢を語りました。
山で採ったきのこを食べてみましたが,大丈夫だったようです。
初心者でも十分に楽しめる茶臼山,柳瀬キャンプ場,太田川漁協
旧発電所,抱岩観音等々,たくさんのお宝を発見することが出来ました。
でも,もっと素晴らしいお宝も発見できました。
それは何??
そう,この笑顔です。長井・荒下には,こんな素晴らしい笑顔があるんです。
この笑顔を宝物として,もっと素晴らしい地域にしていきたいですね。
皆様お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
次の螺山コースも楽しみにしております。