No.44 PROJECT in 旭鳳
2021(R3)9.5
可部の名酒旭鳳と江田島のアーティストを横川が結び付けるという、
可部カラスにとって、ご縁の地ばかり(※1)のプロジェクトのイベントが
開催されるということで、旭鳳さんに行ってきました。
No.44 PROJECTのインスタレーション(※2)です。
※ 1可部のまちづくり、江田島でオリーブ振興、横川はかよこバスのパートナー。
※
2インスタレーション・・展示空間を含めて全体を作品とし、
見ている観客がその「場」にいて体験できる芸術作品
今日の会場は明治時代に建てられた酒蔵の2階、普段は入れない場所です。
旭鳳の社長、蔵元で杜氏の洋平君が案内してくれます。
可部カラスは、先代からのお付き合いで、毎年酒蔵コンサートのお手伝いをしてきました。
(このHP 可部カラスの会のまちめぐり参照)
それでつい、洋平君と呼んでしまいますが、今では立派な杜氏であり経営者になられています。
まずはタンクが並ぶ酒蔵へ
木製の階段で2階へ、今は使われていませんが作業用なので幅の広い階段です。
まずは2階の梁をご覧ください。丸太のトラス構造です。
そして、インスタレーションは
今回製作された左右のコラージュアート作品と
中央に酒造りをイメージさせる滝の動画と酒造りに使っている一斗瓶。
この左右の作品、実はこのプロジェクトで製作された種類のお酒を表したものです。
左側が『浮遊』
右側が『深潜』
元々は同じお酒だそうですが、異なる工程の中で、
タイトルがイメージする味になっているそうです。
江田島在住のアーティスト今田知佐子さんの作品です。
今田先生と洋平君から、お酒の話、作品に込められたメッセージをお聞きしました。
私の言葉ではきちんと伝わらないので、プロジェクトのホームページをご覧ください。
https://no44.hatena-drop.jp/
お酒とアートが連動するなんて、こんな楽しいことはありませんよね。
本来なら、この場で試飲をしながら作品を見させていただく予定でしたが、
コロナの緊急事態宣言で断念せざるをえなかったものです。
とってもとっても残念です。
お酒があって、加納さん(バイオリニストの可部カラスのメンバー故人)の
バイオリンがあればいいのになぁと、洋平君と話しました。
横川や江田島でも、このプロジェクトのイベントが開催されます。
興味がある方、是非いらしてみてください。
最後にお酒の現物を
この二つを飲み比べながら、芸術、お酒、そして人間を考えたいと思います。