84日(月)は可部中1年生対象の出前授業の日、10時前になると集合場所の“老人集会所”には生徒たちが顔を
見せ始めました。インタビューアは
6グループ31名、講師を務めるカラスは10名です。
事前に提供された質問を大きく分けると・高松山に関するもの・昔の可部の様子・レトロバスについてなどでした。
生徒たちとカラスの挨拶に始まった訪問学習、組分けは“高松山”と“昔の可部”で学習開始です。先ずは「高松山」
のグループですが、
3チームの皆さんがこのテーマを選び、調査項目もほぼ同じ内容なので。纏めて説明しました。
高松山に住む動物
は熊を除きたいていの動物がいること、珍しい植物は特にはないが、高い木としてホウノキを
紹介しました。墓地の多いことは、可部は昔から水の被害に遭うため高い場所に立てたと思われる。

石が多いという質問には、小石は雨水に流されて大きいものが残った。
最後に友近さんが「可部と京都の類似点」を説明して訪問学習を締めくくりました。
   
     
一方「昔の可部」グループは少人数で、アットホームな雰囲気で勉強の開始です。最初の質問は可部の名前の由来に
ついて
、漢弁郷を紹介の上いろいろと話を進めましたが、説明する上で躊躇したのは、
の概念でした。そこで
年代を限定しながら時代を追って説明しました。

この流れに乗って昔の建物・戦前の大きな建物・産業・可部のエリアなどについて話を続けましたが、ここで役に
立ったのは堀岡さん提供(明治
30年代)の写真。可部の町が一望できるので、生徒たちも前に集まり、しっかり見つめ
ていました。

続いて川舟とレトロバスに移りましたが、この頃になると生徒たちもリラックスして大きな声で対話できるように
なってきました。

いささか大雑把な説明で、時間も不足ですべての質問に満足はできなかったが、生徒たちは我々の話をきちんと受け
止めてくれたように感じました。



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