108号 2007.6.5

:

見つかった初代バスの写真




私たちにとって、いえ広島の皆さんにとっても

大変うれしい写真が見つかりました。

安芸高田市吉田町の旧家で見つかったのは、

横川〜可部を走ったと断定されるバスの写真でした。

地元の郷土史研究会の方が発見。

早速カラスの会に連絡が入ったというものです。
















テキスト ボックス: はじめてみるバスに全員集合?

  写真にはまぎれもなく、「可部行 満員」という表示が、

また車掌らしき人の姿も見えます。

 どこで撮影されたのか、詳しいことははっきりしませんが、

人の集まり具合から想定できることは、横川と推察され、

可部に向けて発進する前に撮影されたものと考えて間違いないでしょう。

 さらにこの写真は、“みの・もんた”の司会でおなじみ

「おもいッきりテレビ」でも披露され、町の皆さんにも

大変よろこんでもらったようでした。

また、自動車の歴史に詳しい方の訪問もあったり、

なんだか劇的な発展を見せてくれそうな予感もしてきます。

こうした朗報も、カラスの活動を理解してくださる方が

大勢あることを実感させられました。

カラスはこれからも楽しみながらの町づくりを進め、

いつか一緒にイベントでもやると面白いでしょうね。

可部「通」50名に認定証


 健康祭りで

 519日、第4回安佐市民病院の健康祭りがやってきました。

でも昨年と同様、雨の影響を受けて、会場は2階のホールです。

オープニングは可部中の皆さんが演奏するブラスの響き。

カラスの会場では三丁目、西本さんが作詞作曲した

「可部カラス」の歌を西本祐太郎さんが歌ってくれました。













さて、今年のカラスの出し物はというと写真の展示にあわせて、

可部を理解してもらう試みとして、可部の認定クイズに応募してもらい、

得点によって認定証を贈呈することにしました。

参加した皆さんの中に「私は九州で育ち、縁あって可部にきて30年にもなるのに、

可部のことがわかっていない。」という声も聞かれたとか。













そう。可部のことをもっと知ってほしいとの願いもこめて、

「可部通認定」のクイズに応募してもらうことにしました。

もちろん応募された皆さんには認定証も差し上げました。

出題は、できるだけわかりやすいものを…。

と考えましたが、皆さんの声の中には「むつかしのぉ」との声も聞かれたとか。

結果は120名、222名、31名でした。

子供さんにはいささかハードルが高かったようですね。

ときどきこんなクイズを予定しますから、

再度アタックしてみてはいかがでしょうか。

カラス一座 福岡で熱演




311日(日)早朝、安佐北区役所前を出発した

カラスのメンバー14名は一路福岡へ。

話は2年前の317日のこと、福岡西区役所にお勤めの女性(上原さん)が

カラスを尋ねてやってきたんです。

安佐北区役所に相談の結果、カラスの活動を紹介されたようでした。

















その日は“カラスの定例会”の日なので、会議で討論に参加してもらいました。

友広代表が“カラスの立ち上がり時期の苦労話を語り、

福岡の状況と比較して、まったく同じで。

行政とともに活動すれば大きな道が開かれることを力説したうえ、

「カラスの寸劇を持って福岡へ行く。」ことを提案、

そして今回の遠征旅行が実現したのでした。          

役者(踊り手)もチンドン屋(バイオリン)も勢揃い。

途中も台本の読みあわせをやったり、にぎやかな風情です。

役者全員を乗せたバスは、太宰府天満宮で芝居の成功を祈り、

時間を調整して福岡西区役所へ到着です。

暖かいもてなしに カラス感動




福岡西,区役所の皆さんの出迎えを受けて会場へ。

いよいよ素人劇団可部カラス公演の幕開けです。

広島弁丸出しの台詞に適当なアドリブを挿入しながら熱演は、

西区役所の関係者はもちろん町づくりグループ

「まるごと博物館推進会」の関心を引き付けました。

さらにカラスの活動内容をまとめたビデオの上映の後、

会の運営や経済的な基盤も行政から独立し、

自由な立場で活動しているカラスの活動に驚きとともに

強い関心をもたれたようでした。

その後会場は懇親会場に早代わり、ビールを汲み交わしつつ、

話の内容を深めたり、可部と福岡が入り乱れて炭坑節を踊ったりして

(もちろんバイオリンは加納さん)お互いの交流を深めることができました。

午後5時ころ、福岡側の熱烈な見送りとお土産までいただいて、

帰路につきましたが、バスの中でも公演の達成感と重責を果たした満足感は、

アルコールの力でさらに増幅され、唄ったり踊ったり、

4時間以上の道中はまったく気になることはありませんでした。

 福岡の皆さんどうもありがとう。広島へも遊びに来んさいや。

左右の土手にロウソクの灯り



ご存知のとおり“大文字祭”では大の文字が提灯で飾られます。

その提灯にあやかって大文字を応援するために、

根の谷川をライトで飾ろうというのがカラスの“灯り”イベントです。

昨年は初めての試みで、左岸で実施しましたが、

事前のPR不足もあって、イベントの後で、写真を目にした人たちから、

「こんなイベントがあるとは知らなかった。

来年も是非…」との声が聞かれました。今年はもっと充実したものに…、

定例会で相談した結果、両岸に火をともすことに決定。

更にガラスに代えてペットボトルの活用を思いつきました。















これが大成功。経費は安上がり、人気は上々。

見物客から賞賛の声が上がります。

「こりゃぁすごい。感動じゃ。」とか、

「翌日近所でも、灯りの話で持ちきりじゃった」などなど…。

 これからも大文字祭りにあわせて、この灯りをともし続けたいと思います。

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