53日午前9時、可部駅のプラットフォームに深田さんを中心に、「夢街道」のメンバーが大きな紙袋を持って集まりました。昔の衣服をまとった11名がフラワーフェスティバルに加わることになったんです。
 横川商店街事務所でそれぞれ衣装に着替えますが、衣服を着せ替える役目の鴨下さんの動きと対照的に、着せ替えられる男どもは人形のごとく、言われるままに立ったまま、まさに現代の男性を象徴する様子(失礼)が伺えました。
  閑話休題。パレードのスタート地点となる田中町のフジグランまで車で移動してパレードの出番を待ちます。ここでも「かよこバス」は人目を引き、ものめずらしそうに眺める姿が多く見受けられました。
 いよいよ出発。メンバーは総勢130人、花車の舞台で演奏するファブリックの演奏にあわせて「阿波踊り」並みに舞う横川の若者、1.4キロのパレードコース長丁場を、汗にまみれて踊り抜きました。対照的にバスの前でにこやかに手を振りながら歩く“かよこと武吉ペア”。
 バスに続いていよいよ夢街道と横川混成のオールドファッションのパレード。女性代表の木原・福原両名を中心に、見物者の声援にこたえながら、幟を掲げて清々と行進。見事に大役を果たすことができました。
  遅い昼弁当を食べながらの缶ビール、五丁目会館での打ち上げどちらもはらわたに染み渡るお酒の味に改て“うまい”を連発したことでした。


レトロバスの復元に関わった皆さんは今、受賞の栄誉に湧いています。
 一つ目はレトロバスの公式記録集「レトロバス復元物語」が“広島広告企画制作賞パンフレット部門”で金賞を獲得しました。この賞をいただくことは大変な栄誉なんだそうです。
 冊子は作成にかかわった人たちに配られた、非売品。レトロバスin可部にかかわった人たちの思いが記載されているものです。

授賞式は66日とか。

二つ目は、フラワーフェスティバルのパレードで“アイデア賞”を獲得したことです。
花車のアイデアか、それとも明治の衣装か。いずれにしてもおめでたいことでした。

 


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