「まあ、すごい景色じゃねえ、可部にこういうええ所があったのに全然知らんかったア。」亀山・福寿会の皆さんと一緒

に可部の裏道を歩いた時のことです。可部地域に縁のなかった皆さんが亀山へ住んで30年、高齢者パワーでハイキン

グをやってきたものの、気がついてみると可部の町かどをじっくり見たことがなかった。早速可部カラスに意向打診

があって実現したのがこの企画です。

1020日(日)10時半可部公民館に集まった25名のメンバーをお迎えするカラスは梶川、田中、和田木の3です。

早速可部の移り変わりを約30分で説明、続いて町並みの案内に入りますが、ポイントごとにみなさんから歓声が上が

ります。特に光善坊〜水主町界隈がお気に入りの様子でした。明神さんで折り返し、今度は根の谷川沿いを案内

したが、真向かいに見える高松山と寺山が川に映えた美しさに大満足でした。公民館へ帰って楽しい食事で可部

ち探索を終了しました。

1016日(水)は可部・下の浜女性会による「可部の町学習会」の日でした。

「私らも古い可部の町をもっと知りたいけぇ、カラスさん話をして頂戴や」女性会の役員さんからの要請を受けて

まったカラスが4羽(新澤、梶川、山口,和田木)、忙しい日程を遣り繰りしての講座でした。

この日のテーマは「昭和初期の可部の町並み」です。男性の参加者を含めて約30名の人たちが、地図を壁に貼りつけ

る途中から集まって“ああじゃこうじゃ”と騒がしいことです。講師はこの地域で育った梶川さん、顔見知りも多

く、話もスムースに流れて行きます。 

解説は、愉快なジョークを織り交ぜて約1時間半で終了しましたが、地図作成のエピソードなども披露されて会場は

明るい雰囲気でした。最後に用意した「可部カラスの唄」を紹介したところ、じっと聞いていた男性が「おっ、こりゃ

あええ唄じゃ」と頷かれたことが印象に残りました。

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