■高松山■
今年も高松山の“大文字祭”にあわせて可部カラスはイベントをやりますが、
今までの写真展よりも少し方法を変えます。
高松山を中心とした“可部の歴史フォーラム”と題して
高松山のなぞに迫ってみようという計画なんです。
実行グループは可部の昔のこと全てを知りたいと、
可部の歴史に真正面から取り組んでいる『歴史部会』のメンバーで、
ざっと1年かけて可部のことを知るうえで欠くことのできない熊谷氏と高松山、
土居屋敷、高松山の登山道などを調べてきました。
そして集大成として今回写真のような
『高松山』という小冊子を作成しました。
冊子は、グループの調査に裏打ちされた記録で、
パソコンの操作から冊子の構成まで、グループメン
バーが寝食を忘れて取り組んだ手作りの冊子です。
この中にはグループが具体的に調べて比較し確かめた、
可部と京都との共通点を発表します。資料作成に当っては、
もちろん“郷土史研究会”や“大文字保存会”の皆さんの暖かい
協力をいただいたことは言うまでもありません。
表紙はチギリ絵による作品です。
希望者には実費でお分けしております。事務局までご連絡ください。
■高松山の模型も■
もう一つの快挙、一昨年の寺山に続いて“高松山”の模型も完成しました。
4月30日、友鉄ランドの一室に集合した有志7名は、高松山等高図の切抜きを発泡スチロールに
貼り付け、余白を切り落として糊付けして重ねること十数段、高松山の形ができあがったのは
午後1時を過ぎた頃でした。