広島二葉山山麓 七福神めぐり

26.1.6

 

今年の正月は長すぎて,昨日からダウン。

昨日の点滴が少し効いて,ゆっくり眠れて起床。

 

布団の中へ女房と二女の会話が聞こえてくる。

父さんや姉ちゃんは初詣に行ったけど,

私らぁはいっとらんよね。

 

これなら,すぐ参れるよ。七福神で2時間コースだって。

そのあと駅前で,買い物もできるしー。

 

病気の父親を残して,二人で初詣に出かける相談のようだ。

七福神で2時間?

そうか,二葉の里だ。

(二葉の里・・広島駅の北側の地名)

おれも行きたかったところ。くやしー

 

起きてまず,パソコンの前でメールをチェック。

起きた気配が解ったのか,

女房いわく『生きとるー?』

娘がやってきて,

広島二葉山山麓 七福神めぐりの地図を

ダウンロードして印刷してよ。

(病人扱いしろー)

 

ハイできたよ。娘に渡すと,

『父さんもいく―?』

娘に誘われるなんて,めったにないこと。

『行く―!』

女房,笑いながら『死ぬでー』

『はぁ,しゃあない』(もうだいじょうぶだという意味です)

 

今になって冷静に考えると,

女房と娘ならバスや電車の乗り換え

父さんなら,近くまで車で行けるのです。

病人でも,使えるものは使う。恐ろしいやつらです。

 

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ということでやってきました。

最初は饒津(にぎつ)神社 上の図の左から右へお参りしました。

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ここの七福神は恵比須さんです。

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二番目は,明星(みょうじょう)

今度はお寺さんです>

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こちらの七福神は,毘沙門さん。

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実は,この明星院に来てみたかったのです。

 

私たち可部カラスの会は,

幕末の可部の史実『広島藩の贋金造り事件』を掘り起こし,

物語や紙芝居,せんべいやケーキの販売等で

まちづくりを進めていますが,

その贋金つくりを命令した,広島藩の家老の

伴資建(ばんすけゆき)の 頌徳碑が,

境内にあるネットで見たことがあったのです。

 

ネットでは,木立の中のような場所でしたので,

ウロウロしてみたのですが,ありません。

私の勘違いかなぉとあきらめて,

次の七福神を目指そうとしたとき,

明星院の横の道路側に4基の石碑を発見

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ありました。どうやら移築されたようで基礎は新品です。

一番大きいのが伴資建の頌徳碑です。

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贋金のことはもちろん書いてありません。

実は,伴家老は,後に広島市長になって,

いくつもの功績を残されていたのです。

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でも,本との功績は,贋金で広島藩を救ったことなのです。

いつか,贋金パワースポットめぐりを,創ってみたいですね。

 

すぐそばに,サンフレッチェの二葉寮がありました。

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さあ,3つ目に行きましょう。鶴羽(つるはね)神社です。

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こちらは弁財天さん

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つづいて広島東照宮

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結構きつい階段。病人にはこたえます。

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こちらは福禄寿さん

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つづいて尾長(おなが)天満宮

病人には,結構な坂で,写真も撮り忘れております。

七福神は寿老人さん

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つづいて,國前寺(こくぜんじ)

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市の天然記念物被爆蘇鉄です。

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七福神は大黒さん

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さあ,最後の聖光寺(しょうこうじ)までもう少し。

新幹線口のビル街の北のはずれです。

寒桜が咲いていました。

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さあ到着 不許葷酒入山門

昨日から,ダウンしてお粥しか食べてないから,

おなかの中にも葷酒がありません。大丈夫!

(いろいろべんきょうになります)

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我が家と同じ家紋でした。

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さあ,最後の七福神は,布袋さん

思わず自分の腹と見比べてしまいました。

うーん・・。そん色ない。

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以上,病人でも1時間程度で回れるコースです。

(広島駅からオール徒歩でも2時間はかからないでしょう)

朱印も何種類かありましたが,一番可愛いやつで回りました。

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今年は,これで運勢もバッチリ。

明日からの仕事,頑張りましょう。

 

行けるかどうかが心配・・。ヘロヘロでーす

 

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