大崎上島現地学習しました。
H25.10.14
集合は安芸津港
港には,大芝大橋の看板がありました。
フェリーに乗り込むと,事前学習の始まりです。
火電では,増設工事が行われているようです。
今日最初の目的地は,20haの大規模野菜団地+レモン団地の計画地です。
中野新開という干拓地を,客土でかさ上げして,排水対策を行い
野菜団地をつくるそうです。
こちらがレモン団地の計画地
上から見るとこうなります。右下に水源のため池が見えます。
そして,本日のメイン,シトラスかみじまに向かいます。
出迎えてくださったのは,シトラスかみじまの金原さん,横本さん。
金原さんは,広果連OB 横本さんは神峰園の代表でもあります。
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何故ここにしたのか,それはこの水源があったから
まずは,せとかのハウスへ 1軒4連ずつ 5軒分
加温せとか
無加温せとか
いろいろ教えていただきます。
後継者のひとり,射場さん
つづいて,後継者たちの技術習得,経営拡大のための露地園地です。
ハウス団地の周辺を,自力で開墾しました。
これはすごい この経験で,バックホウの運転技術は,
島内でもトップクラスになったそうです。
つづいて,露地のいしじ
テンシオメーターで栽培管理の研究が行われています。
つづいて,レモンハウスです。
レモンハウスは背が高いので,フレーム方式になります。
1200万以上かかります。せとかハウスは800万。
つづいて金原さんのデコポン園へ
ハーフマルチなのに,L率たった7%。
3年連続優秀園,その秘密は根と葉だそうです。
自力で基盤整備をされた畑です。
はるみも たわわに
最近,小玉人気だそうで,無摘果もあり だそうです。
デコポンのネーブルベソというのを教えてもらいました。
これが出ると,樹体が弱ってきているサインだそうです。
昼食兼意見交換会です。料理の写真を撮り忘れました。美味しかったです。
いろいろなお話を聞きました。
金原語録のうち,印象的なものだけ紹介しましょう。
島が沈む その思いからの展開
今日撒かないといけない農薬が,買えないのが現実。
後継者育成に必用なのは,経営誘導,経営・生活資金,栽培技術,仲間
年間5人ずつ育てようといっている。やはり,教育は法人でないと無理。
10年つづければ,50人,それで島は変わる。
資金とアドバイザー,農地は私がなんとかする(さすが農業委員)
ぼろい農地は借りさせたらいけない。
水は絶対必要。
農業は勝負だ。性根を入れんとダメ。
ということで,今度は神峰園に向かいます。
保管冷蔵庫
ブルーベリーのハウスです。
もうからなのですが,今年も出来てるぞーというPR効果はあるようです。
根域栽培なのに,畝があるのは何故?
⇒ 実はみかんハウスの廃園利用だからなのです。
せっかくなので,神峰山で記念撮影
フェリーの出発まで時間があるというので,露地レモンを見に行きました。
平地で樹間8mぐらいあります。すごい。
みなさんお疲れ様でした。
とっても勉強になった1日でした。
後継者育成は,気持ちですね。
私たちも,強い気持ちを持ってがんばりたいと思いました。