大崎上島現地学習しました。

25.10.14

 

集合は安芸津港

港には,大芝大橋の看板がありました。

フェリーに乗り込むと,事前学習の始まりです。

火電では,増設工事が行われているようです。

今日最初の目的地は,20haの大規模野菜団地+レモン団地の計画地です。

中野新開という干拓地を,客土でかさ上げして,排水対策を行い

野菜団地をつくるそうです。

こちらがレモン団地の計画地

上から見るとこうなります。右下に水源のため池が見えます。

そして,本日のメイン,シトラスかみじまに向かいます。

出迎えてくださったのは,シトラスかみじまの金原さん,横本さん。

金原さんは,広果連OB 横本さんは神峰園の代表でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


何故ここにしたのか,それはこの水源があったから

まずは,せとかのハウスへ 1軒4連ずつ 5軒分

加温せとか

無加温せとか

いろいろ教えていただきます。

後継者のひとり,射場さん

つづいて,後継者たちの技術習得,経営拡大のための露地園地です。

ハウス団地の周辺を,自力で開墾しました。

これはすごい  この経験で,バックホウの運転技術は,

島内でもトップクラスになったそうです。

つづいて,露地のいしじ

テンシオメーターで栽培管理の研究が行われています。

つづいて,レモンハウスです。

レモンハウスは背が高いので,フレーム方式になります。

1200万以上かかります。せとかハウスは800万。

つづいて金原さんのデコポン園へ

ハーフマルチなのに,L率たった7%。

3年連続優秀園,その秘密は根と葉だそうです。

自力で基盤整備をされた畑です。

 

はるみも たわわに

最近,小玉人気だそうで,無摘果もあり だそうです。

デコポンのネーブルベソというのを教えてもらいました。

これが出ると,樹体が弱ってきているサインだそうです。

昼食兼意見交換会です。料理の写真を撮り忘れました。美味しかったです。

いろいろなお話を聞きました。

 

金原語録のうち,印象的なものだけ紹介しましょう。

 

島が沈む その思いからの展開

今日撒かないといけない農薬が,買えないのが現実。

後継者育成に必用なのは,経営誘導,経営・生活資金,栽培技術,仲間

年間5人ずつ育てようといっている。やはり,教育は法人でないと無理。

10年つづければ,50人,それで島は変わる。

資金とアドバイザー,農地は私がなんとかする(さすが農業委員)

ぼろい農地は借りさせたらいけない。

水は絶対必要。

農業は勝負だ。性根を入れんとダメ。

 

ということで,今度は神峰園に向かいます。

保管冷蔵庫

ブルーベリーのハウスです。

もうからなのですが,今年も出来てるぞーというPR効果はあるようです。

根域栽培なのに,畝があるのは何故?

⇒ 実はみかんハウスの廃園利用だからなのです。

 

せっかくなので,神峰山で記念撮影

フェリーの出発まで時間があるというので,露地レモンを見に行きました。

平地で樹間8mぐらいあります。すごい。

みなさんお疲れ様でした。

 

 

とっても勉強になった1日でした。

後継者育成は,気持ちですね。

私たちも,強い気持ちを持ってがんばりたいと思いました。

 

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