福王寺に登ってきました。

R4.3.6

 

遊び仲間たちと地元の名刹『福王寺』へ登ってきました。

私自身久しぶりだったので写真を撮りながら登ってみましたので、

レポートさせていただきます。

 

若者たちは麓から歩きで、私たち年寄りは途中まで車でアクセスします。

可部の中心部191別れ交差点から、191号線を2kmほど走って、

右側に茶色の屋根がある福王寺団地入り口交差点を右折します。


そこを登っていくと正面は突き当りになるので、1本手前を左折

 


途中のコの字カーブ、右へ90


もう一回右へ90


また突き当たりますので、ここ左折100度ぐらい


ここからはほぼ道なりになります。

 


大きく右へ180


このあたりで宅地とお別れです。


少し走ると、観音坂の参道と交差します。


福王寺には観音坂、不動坂、阿弥陀坂、大師坂の4本の昔からの参道と

自動車参道があります。

マップ

自動的に生成された説明


山道が続きます。マムシに注意の看板。


展望台が見えてきました。

 

屋外, 建物, 橋, 眺め が含まれている画像

自動的に生成された説明


可部盆地の眺めです。

山の景色

自動的に生成された説明


ちょうどここで、不動坂と交差します。

岩肌と木

自動的に生成された説明


そしてしばらく走ると駐車場です。

森の中の道路

中程度の精度で自動的に生成された説明


10台ぐらいは駐車できます。

道路を走るトラック

中程度の精度で自動的に生成された説明


ここで不動坂と一緒になります。

屋外, 草, 車, 横 が含まれている画像

自動的に生成された説明


ここからは歩きです。

屋外, 人, 建物, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明


福王寺山は自然環境保護地域に指定されています。

このあたりからは特別区域で植物も石も土も採取してはいけません。

ベンチ, 屋外, 記号, 木製 が含まれている画像

自動的に生成された説明


さあ、頑張りましょう。

屋外, 民衆, グループ, 雪 が含まれている画像

自動的に生成された説明


お寺へ荷物を運ぶモノラックが設置されています。

森の中を歩いている人

自動的に生成された説明


少ししんどい区間もあります。

森の中の岩の上にいる女性

中程度の精度で自動的に生成された説明


山門が見えてきました。

 

森の中に立っている女性

自動的に生成された説明


この山門の周りに群生しているのが、

ことわざにもなっている『福王寺のシダ』です。

『福王寺のシダのようになれ』普通のシダは裏が白いのですが、

このシダは両面とも青く、裏表のない人間になれという教えです。

工場, 木, 草, グリーン が含まれている画像

自動的に生成された説明


この山門は、仁王門と言って福王寺の中では一番古い建物です。

安土桃山時代17世紀初期のものと伝えられています。

建物, 木 が含まれている画像

自動的に生成された説明


もちろんこの仁王門には、金剛力士像が目を光らせています。

左が吽形、右が阿形、どこが大きく違うかわかりますか。

フェンス, 木製, 建物, ベンチ が含まれている画像

自動的に生成された説明建物, 古い, 座る, 水 が含まれている画像

自動的に生成された説明


この仁王門の横に、滝行場があります。ごめんなさい。写真撮り忘れました。

そして石段を登ります。

フェンス, 屋外, 建物, 橋 が含まれている画像

自動的に生成された説明


金堂がバーンと見えてきます。

屋外, 建物, 草, 電車 が含まれている画像

自動的に生成された説明


左に少し上がると、阿弥陀堂

石で作られた家

中程度の精度で自動的に生成された説明


その正面の鐘楼の前で、ふもとから歩いてきた若者チームが待っていてくれました。

屋外, 建物, レンガ, ストリート が含まれている画像

自動的に生成された説明


庫裡の前には雪が残っていました。

草, 屋外, 座る, 古い が含まれている画像

自動的に生成された説明


室内に入る前にアルコールで感染症対策

建物, 座る, テーブル, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明


まずは阿弥陀堂から見学です。まずはお参り。

建物, 人, 民衆, 女性 が含まれている画像

自動的に生成された説明


今日は特別に、住職自らいろいろ説明をしていただきました。

窓の外を見ている人たち

低い精度で自動的に生成された説明


これ珍しい 蓮の花の上の大国さん 神仏混合の時代の物です。

猫, テーブル, 座る, 装飾 が含まれている画像

自動的に生成された説明


福王寺は、お坊さんに資格を与えることができる受戒のお寺として栄えました。

修行の時に使う『像香』を熱く説明してくださる住職。

人, 屋内, 男, 女性 が含まれている画像

自動的に生成された説明


籠もたくさん残っています。大変だったでしょうね、担ぐ人は。

図書館にいる

低い精度で自動的に生成された説明

阿弥陀様の裏側には武田家や歴代住職の位牌が、

福王寺は武田家が13世紀に中興したと伝えられています。

人, 男, 建物, 立つ が含まれている画像

自動的に生成された説明


真言宗の天蓋の場所の特徴について説明してくださいました。

座る, テーブル, 部屋, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明


またまたとても珍しい『能作生』とという重要な仏具です。

人, 屋内, テーブル, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明


ここで、超優秀な小坊主さん発見。とてもよく働いてくれるそうです。

テーブル, 座る, 建物, 部屋 が含まれている画像

自動的に生成された説明


小坊主さんとお別れして移動です。まずは燈明杉。

木の上にいる人たち

低い精度で自動的に生成された説明


続いて金堂です。

建物, 屋外, ストリート, 交通 が含まれている画像

自動的に生成された説明


未来の住職も一緒です。

フェンス, 屋外, 建物, 雪 が含まれている画像

自動的に生成された説明


昭和52年に落雷で消失、昭和56年に再建、落慶されました。

この不動王の体の中に、落雷で焼けた元の不動明王が体内物として納められています。

建物, 人, 屋内, テーブル が含まれている画像

自動的に生成された説明


似てますよね。

屋内, 暮らし, 部屋, 座る が含まれている画像

自動的に生成された説明


この不動明王を彫られたのが松本明慶さんという有名な仏師の方で、

この不動明王が、仏師としての最初の作品だそうです。

食品, テーブル, 木製, 座る が含まれている画像

自動的に生成された説明


五鈷杵です。

カレンダー

中程度の精度で自動的に生成された説明


後ろ側には、千体の小像。

建物, 茶色, 市, レンガ が含まれている画像

自動的に生成された説明


隣にあるのが 御影堂

建物の前に立っている人たち

低い精度で自動的に生成された説明


その前側に、熊野三社権現 お宮があるのです。

木の板の上にジャンプしている男性

低い精度で自動的に生成された説明


武田家の供養塔

木の幹の写真

低い精度で自動的に生成された説明


お稲荷さんもあります。

森の中の木

自動的に生成された説明


そして、いよいよ金亀池 まだ寒いので金の亀さんは冬眠中

森の中にある池

自動的に生成された説明


これにて、本日は見学終了。福王寺山頂にも行きたかったのですがまたの機会に。

記号, 若い が含まれている画像

自動的に生成された説明


さあ帰ります。帰りはメンバーが歩いたことの無い大師坂に挑戦です。

最初は少し急なところもありましたが、途中からは車が通れそうな広い道です。

ここを、籠が登っていたと推測されます。

森の中を歩いている

中程度の精度で自動的に生成された説明


1時間ほどでふもとに到着

屋外, 子供, 若い, 少し が含まれている画像

自動的に生成された説明

石でできた建物

低い精度で自動的に生成された説明


もともとこのあたりに、黒い門があったそうです。

南原口から1キロぐらい登ったところです。

屋外, 道路, 民衆, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明


南原口までバスで行って、そこから大師坂で福王寺に上がって、

帰りは、3つの坂に挑戦していただくのがお勧めです。

 

実は、福王寺はまもなく開基1200年を迎えます。

可部の町を1200年にわたって見守ってくれたお寺です。

 

私たち可部の市民は、地域のお宝として、宗教とは違った立場で、

何か応援ができないかと検討を始めています。

 

引き続き発信させていただきますので、

興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お声掛けください。

 
福王寺勝手連トップへ  ライブラリートップへ


おまけ

反省会を、栄という民泊施設で行いました。

床の間の『南無阿弥陀仏』を笑ってみてくださる住職さんでした。

部屋の中に立っている男性たち

低い精度で自動的に生成された説明