北部医療センター安佐市民病院の前の太田川の堤防には、
緑道公園が整備されています。
しだれ桜の並木も立派になり、来年ぐらいからは花見のお客さんで
にぎわうスポットになりそうです。
ここに、可部のお宝があるのをご存じでしょうか。
私も全く気付かず、大変反省しておりますので、
皆さんにご紹介させていただきます。

この緑道の写真、太田川を眺めてくつろいでいただくミニデッキが、
3か所あります。この3か所にお宝がありました。
さあ、可部のお宝は何でしょう。

鋳物!
はい可部の特産鋳物ですね。
ただし、初級正解です。

亀だー!
はい、亀山の亀がデザインされています。
ただし、中級正解です。
さあ上級編の答えを探してみましょう。
ヒントは、ほとんどの方か、毎日触れている物です。
デッキは三箇所ありますので比べてみましょう。
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真ん中のところ、色が違いますね。何でしょう。
これこそが、私が見落としていた可部のお宝なのです。
ほとんどの方か、毎日触れている物、
そう、お風呂のホーローなのです。
可部でホーロー浴槽を作っているのが大和重工さんが、
この亀とホーローのベンチを製作されたのです。
大和重工さんは、鋳物ホーロー浴槽および
五右衛門風呂の製造において、国内唯一のメーカーであり、
実質的にシェアNo.1を誇っておられるのです。
またまた日本一です。
ホーロー浴槽には、さまざまな色の浴槽がありますよね。
その色が3か所に配置してあるのです。
実はこのホーローには物語があります。
60年ほど前、戦後ホーロー風呂の需要が高まる中、
当時の担当者が単身で西欧の鋳物工場を2週間視察。
その中で、ドイツのホーロー技術のすばらしさを発見、
帰国後、この技術無くして将来は無いと、
3カ月後に製品化という、中興の物語があったのです。
まさしく、大和重工の、そして可部のプロジェクトXですね。
実は、この視察の報告書が残っています。


実は、大和重工さん、現在資料館の整備を進められており、
先日、ご無理を言って見学させていただきましたところ、
このプロジェクトXが すでに展示されていたのです。
他にも、歴代の製品等々、さまざまな展示が準備中でした。

鋳物の歴史も学べます。

なつかしい社章の入った前掛けも

鋳物の歴史、大和重工さんの歴史、
そして可部の歴史が学べる資料館になりそうです。
皆様、こうご期待。
以上 可部のお宝発見レポート
ホーロー記でした。(放浪ではありません)
2025.8.26 可部カラス