■可部小学校 出前授業は花盛り■

■昔の体験と交通の歴史 3年生■
 可部小学校では"出前授業"のラッシュです。3年生は、「昔の生活を体験しよう」の
タイトルで七輪に火を起こして、カキモチを焼こうという愉快な出前授業を行いました。
 平成13年2月19日、子どもたちに"火を扱う"体験をさせる日、集まったカラスは新澤夫妻、
山口、山名、そして和田木夫妻6名です。学校では"火"を扱うことは高学年で体験しますが、
先生の指導によりマッチの扱いは事前に習っていました。
 必要な道具も何とか工面がついて、新聞紙、焚き付け、消し炭と炭をおこす手順を説明して、
本番に入りますが、うまく行かないグループが出てきます。
 それでも何とか火の勢いもカキモチを焼く頃合となりました。

             

 わずか一人一枚のカキモチを楽しそうに焼いて、みんな珍しさから「おいしい」と、
とっても喜んでくれました。カラスにとっても楽しい楽しい一日となりました。
 更に3月12日には『交通の発達』の授業もやりました。
旧道1本だった可部も人口の増加と交通量や物資輸送の増大につれて
道路が次第に増えてゆく様子をビデオと写真で説明しました。

■6年生は町へ出て勉強■
 2月14日は雪の降りしきる冷たい日でしたが、6年生は寒さをものともせず、
「可部の町探検」に取り組みました。
 カラスが担当したのは、明神公園を主体とした歴史、太田川川舟と舟入堀、
青い目の人形(全員対象で午後の授業)です。
 午前中は2組、明神公園で「ここは船着場で舟入堀といいました。」から始まって
可部は昔から交通と物資輸送の要衝であったこと、舟入堀から1日に25艘の舟が
広島へ生活必需品を運んだことなどを説明。
 太田川の川舟を作る人(川口さん)を尋ねる組と明神社付近の歴史を聞く組に
分かれて学びました。
 その他に醤油やお酒の醸造場を尋ねて学んだグループもありましたが、
どのグループも話に耳を傾けてくれました。


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