まちづくり市民グループ

可部カラスの

105号  2006.11 201011月合併号


根の谷川清掃に550名が参加

痛ましい傷跡を残して過ぎ去った台風。影響が残る925日、
例年どおり「クリーン根の谷川」を実施しました。
今年で
10回目となるイベントなので、町の皆さんも作業の進め方も心得たもののようです。

当日は可部高校の体育祭が急遽変更されて、クリーン根の谷川とバッティングです。
それに、おなじみの「もりメイトクラブ」の皆さんも、高松山頂上の景観を整備するため、
大集合してくれました。

いろんな条件が重なって、集まったゴミの搬送に少し手間取る光景もありましたが、
作業はなんとか収まったようでした。

 
    アーチェリーの練習場に集合した町や学校の皆さん


 今年も “ふれあいチャンネル”の取材がありました。こどもたちが、
泳ぐことのできる川になることを願ってクリーン根の谷川を始めて今度で
10回目、
たくさんの参加があり、みなさんの川に対する関心の深さを改めて感じたことなどを話しました。

 集められたゴミは軽トラで10台分くらいあったでしょう。
ダンプトラック用のタイヤの内
1本は新品で、持ち主に連絡。
早速引き取りにこられましたが、これ以外に何本も流失したそうです。

 今回の反省点として、開会の説明のときに、分別収集のことももう少し詳しく話しておくこと、
説明時マイクの音量不足や一次収集完了後の確認ができていなかったため、
関係者に迷惑を掛けたことなどなどがありました。

可部のまちづくりには欠かせない河川空間の“根の谷川”に、
皆さんの関心がもっともっと広がってほしいですね。

なお、高松山で作業を済ませた“もりメイト”の皆さんと一緒に打ち上げをやって、
楽しいひと時を過ごしたことも報告しておきます。





協賛の輪広がる可部の町巡り


可笑屋・立川邸の取り組み



今年で3回目を迎える可部の町めぐりは、新たに協力して公開していただく
店舗や民家も増えて年々盛大になってきました。
なかでも
200年前の商家である松井家をNPO法人「ウイング」が借り受けて、
一部を改装し軽食・喫茶「可笑屋」を開店したこと、
それに南原口にほど近い立川邸が今回初公開となったことが
皆さんの期待・関心を高めたのではないでしょうか。

また、可笑屋のコーヒーは既に美味しいという評判となっていますが、
カレーの他に可笑屋独自の定食メニューづくりのために
可部カラスの会“モノ・コト開発支援隊”が協力しています。
町家古民家食事処「可笑屋」にふさわしいできるだけ地産地消で
素朴でも美味しい和定食ということで、
114日の町めぐりでは
古代米入りおむすびに一汁三菜の試食用定食が提供されました。
試食結果の評判は上々だったとのこと、
これからの可部の名物料理の一つにでもなればと願います。

今回初公開の立川邸は明治に建てられ、造り酒屋もされていた大きな邸宅ですが、
大正の終わり頃には東京に住居を構えられ、戦時中に一時住まいとされていたことはありました。
しかし、戦後は時々管理のために可部の立川邸に帰られていた程度で、空き家同然の状態でした。
大きな白壁の塀に囲まれた立川邸を地元の人たちは「開かずの門」と言ったり、
中に入ったらものすごく立派のものが沢山ある筈だという噂もありました。
この立川邸が公開されるということで地元の皆さんは大変喜ばれたのではないでしょうか。

 
  琴の音を楽しもうと庭園に集まったお客さん

立川邸公開のきっかけは、現在、可部に戻ってコンピューター関連の事業をされている
東京生まれで東京育ちの
4代目立川幸男さんが、この立川邸が地域の人たちに役立ち、
なんらかの社会貢献が出来ないものだろうかというお考えをお持ちであることが
わかったからです。

家の中の掃除や広い庭の手入れは私たちで行いますので
今回是非とも可部の町めぐりで公開させてくださいとお願いに上がりました。

114日の当日は朝から快晴の天気に恵まれ、
可部の夢街道町めぐりは大勢の参加者で賑わいました。
立川邸では文教女子大付属高校和琴部の生徒さんによる琴の演奏や
高橋主計氏の可部の町スケッチ展、立川家所蔵古民具展などもあって
終日来訪者は絶えませんでした。
このような邸宅が今日まで保存されていたことに訪れた人たちはまず驚き、
今回はじめて一般公開されたことに感謝とよろこびの言葉が多く聞かれました。

立川邸の受付で来訪者数を調べたところ680名もありました。
今回の町めぐり参加者は恐らく
1,000名を超えると思われます。
この可部の町めぐりイベントを今後定着させ、継続していくためには
次のような新たな課題が生じてくると思われます。

一つ目は、企画実施主体・組織の拡充、次に交通規制や歩行者天国の実現、
そして二つ目は旧道と
54号線商店街との連携タイアップなど今後検討していく
必要がありそうです。

トップへ  会報トップヘ


定例会じゃぁ こがぁな話をやったんよ

10月25日() 
水質調査&芋煮貝11月12日()9時
モノ・コト開発支援100スキの紹介
かよこバス

可部駅西口オープンは夢街道の主体で

・可部高校郷土学 10月31日・11月28日

  新澤・遠原 参加希望者は随意に

・可部の町めぐり(カラスは立川邸) 

11月4日()10時〜16時 

・高松産案内 11月8日から3回実施

・会報担当 11月 辻・遠原

・中国新聞 江川さん安佐北支局着任

 

11月8日()
・朝日新聞取材7日遠原・和田木・深田で対応  発行は21日
・会報 10月と11月を合併で発行

  11月の担当者は12月号へ

・下行森老人会対説明11月21日()

加納・新沢・遠原

・カラスの忘年会12月16日()

・町めぐりの総括

  成果も反省もあった…

・謝礼について

  一定の整理をして…

・カラスのあり方

  若い人にも入会できる楽しそうな雰囲気を用意したい

・正月飾り(樫の木の門松)

  夢街道との共催の検討を

・水質調査&芋煮会11月2日