■会報99号 2006..15■

 

 4月12日、カラスの定例会に“新町商店街振興組合(以下、新町と略します)”の若手メンバー仁井、竹本・奥田の3氏が参加。カラスの連中が討議を進める中で、必要に応じて新町からも意見を述べてもらうことにしました。

当日話し合った内容をかいつまんで報告しましょう。 

     活動を振り返って、整理を

 この10年間、“人を紡ぐ・町をつむぐ”をキーワードに運動を続けてきたが、今までの活動を総括し、恒久的な活動は従来どおり継続し、新たな役割で「人を・町を紡ぐ」を意識しながら、グループ同士の連携(可部夢街道・新町商店街など)を強めたいと考えています。 

     予定されているイベントへの対応

     5月27日(土)安佐市民病院健康祭 「かよこの嫁入り祭」のビデオと写真展

       〃    高松山大文字祭 「可部の灯りプロジェクト」位置づけて、竹筒照明の範囲        を拡大。

            あわせて町屋コンサートのバックヤードとしての位置づけも。

      

     新町商店街の活性化構想は…

     広銀可部支店から高松橋の袂までを“大文字通り”のネーミングで、通りにふさわしい街灯をつけてもらえないかなぁ。

     木蓮通りで、木蓮の木をコンパネで囲んだ街角ギャラリーを開きたい。子供たちの作品を展示すれば、地域を巻き込んだ企画になるのではないかと思う。企画はいろいろあるが、可能性は高いと思う。

     福祉センターの公開空地を利用したオープンカフェの展開も念頭に入れている。

 

     その他カラスの課題

@     可部夢街道から「平成18年4月可部駅の完成に伴って、可部駅西口広場のモニュメントもでき上がる。ついては総合的なイベントの企画・運営をカラスでやってほしい。」との申し入れがあるが、大きなイベントなので、単独ではとても対応できそうにない。1パーツ程度なら、受けることができるだろう。要検討。

A     樫の木物語は着々進行している。出演の場所を考えよう。

B     活動10年間振り返って総括するには、カラス単独では荷が重いような気がする。文教女子大なの皆さんと意見交換(卒論に使うとか)しながら作業が進むようであれば面白いかも…。

C     贋金プロジェクト

広島藩が財政の圧迫から命じたのが“贋金造り”で、 木坂文左衛門は「天保銭」を鋳造。可部の鋳造技術が仇となった。ダーティなイメージにならないように作ろう。

物語担当=中野さん、作成担当=友広さんで準備作業開始。

 二宮産業さんから“たたら(鉄を溶解させる空気を送る道具)”などが提供された。
 可部小4 階に収納可能。大勢の力が結集できる日を選定の上実行する。

 

 

 可部高校アーチェリー練習場上流300メートルの“根の谷川河川敷”で、チューリップが見事に咲いています。

今回、可部夢街道まちづくりの会の「花の散歩道」の仲間入りしたこの花畑、もうご存知の方も多いスペースですが、

 経費も労力も、すべて自分もちの花畑なんです。

 

 この畑は、近所の皆さんがそれぞれの持ち場を決めて、手すきの時間で作り上げたもの。畑の中間にちいさな橋(俗称)吉田橋があって、橋の上から眺めるもよし、川原に下りて石畳を歩くもよし。夢街道一押しのスポットです。
 作るのはカラスのメンバーでもある、中村公治さんほか数名で、「パチンコで負けることを考えたら安いもの…」が口癖。他のメンバーも日曜日になると自分の担当範囲の整備に動き回りますが、昼を迎えるとテーブルが出されて、ビール片手の歓談がしばらく続きます。チューリップが終わると、今度は鶏頭の出番。
プランターに種を撒いて苗の育生から始まります。そしてちいさな苗を1本1本丁寧に植えてゆきます。(これは奥さんの手伝いが欠かせません)そして水やりも。
そしてもう一つの難関、台風の襲来があります。両側の写真は、一昨年8月1日から降り続ける雨は翌2日、根の谷川の水位を押し上げて来ました。今にも水没しそうな鶏頭の花。

なんとか台風が収まった後、元気を取り戻した花(8月21日撮影)は元気に立ち上がってくれました。

 
 こうした難関を乗り越えて、見事に育った花は、町内の大先輩宅に配達され、花を見に来てくれた人たちにも配られ、更にお年よりの施設に配る計画もあるように聞いています。可部付近に住む人も、それなりの人も一度来て見るとええよ。


可部高校と文教女子高で

 ラワー フェスティバルに参加

 今年のフラワーフェスティバルは若者のパワー溢れる行進が見られます。

昨年は夢街道の皆さんが中心で、古式豊かないでたちで歩きましたが、何せ衣装が不足して大勢の人が参加できず「ちょっと淋しかったのぉ」と感じた人もあったようです。

 今年は、大勢のメンバーで賑やかにやります。横川・祇園・可部それぞれが30名の隊列を組んで参加。しんがりを担当するのが可部の若者たちです。スタートは午後2時少し前。みんなで応援をお願いします。

 

来月で百号で〜す!

何と来月は会報の百号目なんです。

カラスが発足したときに代表が言いました。
「なんとのぉ、せっかくたちあがったんじゃけぇ、会報ぐらい作ろうやぁ」

 代表と眼が合わないように、努めて知らん顔をしていましたが、
何故か「あんたやってみてくれんかのぉ」蛇に睨まれたカエルじゃない、
子ガラス、とうとう捕まってしまいました。

 カァちゃんに「ちょっとぐらい代わって貰いんさいやぁ」と言われながら、
記事をまとめるため、しょっちゅうイベントに顔を出したものでした。

 ねぎらいの言葉も何もほしくない。100号を面白いものにするネタを頂戴。
ほんの少し熱燗をやりながら、次号の2面を愉快なものにしたいと思うておりますでぇ。

 以上・・・編集屋のひとりごと。

 

 トップーへ  会報トップへ