「あれが本物の交流じゃろうねぇ。」「異国の文化も紹介してくれて、やっぱりカラスは面白いことやってくれるねぇ。」
町の人たちの声はさまざまですが、みんな「カラスの交流広場」を評価してくださる声です。
8月4日、チンチロビッツの主催者が提供してくれた今年の場所は明神社に近い笹木医院の駐車場、
午後1時からの会場設営はなんとも暑い日差しの中で始まりました。
公民館で借りたパネルはカラスが6枚、可部線対策協議会が4枚。
ということは同じ広場を共同で使用する仕組みです。
そしてこの日は横川商店街振興組合から交流部隊の訪問と、
南アフリカ共和国の子どもたち「レインボーキッズ(以下キッズと略します)」の皆さんが
日本の祭を見に来る予定ですから設営にも力が入ります。
交流広場の会場設営が終わった頃、元気のよい“子ども神輿”が舞い込んで来てくれました。
カラスの交流広場を一周して神輿行列も終了した模様です。
午後4時、横川商店街連合会と横川商店街振興組合6名の到着です。
横川の皆さんとの出会いは平成11年2月西区主催「コミュニケーション交流会」でした。
その後よがんす祭の視察やら「横川〜可部を走った日本最初のバス」を通じて、
メールを通じて常に交流を図っている皆さんです。
早速打ち解けてあちらこちらに交流の輪が繰り広げられました。
早速カラスと意見交換,横川の皆さん
次いで南アフリカ共和国のグループですが、可部カラスが企画したものではありません。
この背景には安佐町の「からっぽ」宇野淳子さんによる南アフリカでの染色指導とか、
ピアニストの河野康弘さんの中古ピアノを贈る活動が機縁になって、
8月5〜6日の元安川畔で開かれる“ピースコンサート”に参加するのが主な目的でした。
たまたま日本の夏祭りを見学したい希望もあり、浴衣がけで可部線に乗り、
カラスの交流広場で歌を披露する運びとなったわけです。
キッズの歌が始まると多くの祭の見物客が足を止め、彼らの歌に聞き入り、
手拍子で参加してくれました。
キッズはすばらしい歌と踊りを披露
その後キッズは初期の目的を果たし、亀山児童館での交流や、
ザ・ビッグで友達へのお土産も買って楽しい思い出とともに8月7日帰国の途につきました。
有難うキッズと関係者のみなさん。