34回可部公民館まつりに望むに当たって、カラスはカラスなりに考えました。出し物は広島市八区覧会・八区物館のテーマに基づいた“かよこ”が中心となることはいうまでもありません。
 写真などの記録もたくさん残っていることですから、可部夢街道まちづくりの会との綿密な打合せに基づく準備は着々と進みました。821日の“武吉の結納の儀”続いて八区覧会のオープニングイベント“かよこの嫁入り祭”、最後は1016日町を挙げて取り組んだ「可部夢街道と花の散歩道」をセットにした、“可部の町めぐり”です。
 あとは、それぞれのイベントについて、資料の整理と写真の選択に時間をかけることに…。そして116日に開催したカラスの定例会ではかよこの嫁入り祭と可部の町めぐりで思いっきり弾けた可部の町衆をテーマに「可部町衆(かべのみんな) 」をタイトルとして来場者への挨拶文を作りました。

待ちに待ったお祭りの開会です。会場は従来どおり6階大会議室。開会当初は訪れる人もまばらだった会場も、DVDビデオによる楽しそうな活動の紹介に、徐々にその数を増してきます。そして報告の楽しさに惹かれて、用意しておいたDVDやビデオテープも売れてゆきます。

映像が終了するたびに司会者が「可部夢街道まちづくりの会」の皆さんが抱く熱い思い、そして町の人たちの献身的な協力があってこそ成功した経緯をコメントしました。これで全体の動きがが理解され?じっくり鑑賞していただくことができたようです。

もう一つ、優しいカラスの女性グループが提供するお茶のサービスも好感を持って受け入れられました。

こうして今年も好評のうちに公民館祭を終えることができました。でも、皆さんはそれぞれ忙しく、恒例の打ち上げは済ませておりません。」

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